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教育方針

未知の世界から生を受けました
生まれたばかりの子どもたちの心や体は自由自在で無限の可能性を秘めています。
未知の社会へ大きく巣立っていくためには、環境はとても大切なものです。
子どもたち一人ひとりが生まれながらにして持っているすばらしい個性と才能を充分に伸ばせるように、わたしたちは、人格形成の基礎となるこの時期の子どもたちを、温かな愛情と豊かな環境の中でゆっくり、じっくり育みたいと考えています。

「ありがとう」「ごめんなさい」が言える、素直で明るい子どもを育てる

人を敬う謙虚な気持ちは、毎日の生活の中で培われていくものです。「ありがとう」「ごめんなさい」が素直に言える誠実さ。友だち同士互いに認め合う協調性や思いやり。そして、物を大事にするということ。当園では、そんな「心」の教育を基本としています。

押しつけでなく、自分の力できづく保育

子どもたちは、自分が体験し、気づくことから多くを学びます。大切なのは押しつけや教えこみではなく、こどもが「自分の力で考え、選んで行動する」ということ。子どもたちが何事にも意欲的に取り組めるよう、ひとりひとりの発達段階をふまえた活動方法を常に考えています。

ひとりひとりの成長を大切にした保育

顔や髪型が違うように、子どもは皆それぞれ異なる個性と資質を持っています。好きなこと、得意なことはのびのびと。いろんなことに興味を持って可能性を広げてほしい。私たちはひとりひとりを大切に見つめ、性格や成長に合った、きめこまかな保育指導を第一にしています。

よい保育はよい環境から

子どもをとりまく環境は、人・物・自然どれも重要な要素です。先生方は、自らも向上心を高め、感性・知性をみがくよう努めています。また、夢と想像性ある園舎、設備も充実。整理整頓を心がけ、清潔な環境の中で子ども達が生活出来るよう気をつけています。

保育内容

乳児保育

「人を信じ、人を信頼する心」が育つ大切な時期です。
どのような親でも、わが子が穏やかに健やかに育って欲しいと願わない親はないと思います。その子どものよりよい発達を支えるための要因の一つは、よりよい環境です。その環境で一番身近なのが保護者との関係、家族との関係です。特にその出発点である「抱っこ」「授乳」は、母と子のきずなを深め、人間関係を知っていく上での大切な行為です。目と目を合わせたり、笑いかけ、語りかけ、頬ずり等、お母さんとのやりとりが、保護者を原点として人を信じる事につながってゆくことと思います。
「人見知り」が表われるのも、自分を守ってくれる人の認識が育って、初めて出てくるものです。また、「愛されている」ことの実感が土台となって、「感性」がみがかれ安定した精神状態の中から「意欲」が育っていくと考えられています。そうした意味で、乳児の時期は保護者の手元で養育されるのが望ましいと考えますが、諸事情により、個々の家庭環境があってむづかしい現状です。
その大切な子どもさんを預かる保育園では、保護者の代わりはとうてい出来ませんが、「人を信じる心」が育つ乳児期の大切な時期と考え、保育士との信頼関係をベ-スとして、環境を整えていくことがとても重要な鍵と考えています。そこで当園では下記の点に特に留意しています。
感性と意欲を育てるために
  • 環境の一つとして特に保育士自身の「子どもを見る目」と「感性」が大切です。生活や遊びの中で、子どものつぶやきやしぐさなどに保育士が共感しながら、言葉や表情に出して、「驚き」、や「喜び」、を時には、してはいけないことは「しかり」できちんと対応していきます。
  • 子どもの話はやさしく受けとめ、自分から保育士に話しかけたいという気持ちを大切にし、楽しんで言葉を使うよう根気良く話しかけたり、子ども同士のぶつかり合いの多くなる2才頃には、お互いの気持ちを受け止め、わかりやすく仲立ちをして他の子とのかかわり方を知らせていきます。
  • 自分のできること、やりたいもの、ほしいものに固執する時期でもありますので、十分自由あそびを尊重し「自発性」つまり自分から進んで、喜んでといった動きを引き出し「意欲」を育てます。
健康面と食生活は乳児期の生活の基本です
  • 個々の発達状態に合わせ、対応し、その習慣形成に当っては、自分でしようとする気持ちをそこなわないように配慮しています。

幼児保育

「やってみよう」とする心を育てます。
「自分で~したい」という自我の芽生えと共に、自己中心的な欲求が強くなる3才、と同時に保護者の手元から少し離れて、同じ年令の子ども達と遊びたいという欲求も出てきます。「自分で~したい」という欲求を十分発揮(自発の心)させながら、同じ思いの他の子どもの存在にも気づき、徐々に自分の気持ちをおさえる(抑制の心)ことを学び、社会性を身につけることが大切です。
子ども自身が何事にも喜んで取り組む姿を求め、活動もバランス良く取り入れ、自分の可能性を信じることのできるよう関わっていき、「やってみよう」とする心を育てます。そのためには、個々の発達段階(技術面と精神面)をきちんと把握し、いつ、どんな体験(指導や援助)をさせていくかが重要なことです。
自然な子どもの発達の流れにまかせてばかりでは、「今」を安易に見過ごすことにもなります。幼児はその時期に適切な課題の中で、自分が選んだ物事に喜んで取り組み「できた!」「やったー!」という充実感をもつこと、また、自分で「何かしたいなあー」という意欲を生み出す保育を考えます。

専門講師紹介

保育相談室

保護者との子ども保育相談
不定期

板橋ちさと
けいあい★グループ保育顧問

表現・ハートプレイ

子どもたちの感性トレーニングと表現活動
(子どもの心をときほぐす活動と表現)

佐藤 厚
保育者養成における演劇表現教育を研究
白梅学園短期大学教授

めざましあそび(4.5才)
スタ-トシリ-ズ(3才)

ピアジェ理論に基づいた教材を使っての学習
職員研修、講演の実施

小林 まきこ
日本幼年教育会 研究部講師

お習字の先生

園児へ硬筆及び、毛筆の指導

秀 節子
書道家:秀 千萩

体育遊び

園児への直接指導

KONKO FC
ガンバ大阪

ピアノ指導

職員のピアノ指導

高田 正子 大阪成蹊短期大学講師
長岡 秀美 ピアノ教室

エレクトーン指導

職員のエレクトーン指導

野山 淳子
エレクトーンプレーヤー 音楽教室講師

特色ある保育

ハートプレイ

当園独自の活動です。子供の心をゆさぶるあそびで、内面の充実をはかり豊かな表現を引き出していきます。自分の考えたこと、感じたことを、自分のことばで発したり、体で表現したりということをとりあげることにより、子どもたちの心が柔軟になり、目の輝きが変わってきます。また、あそびの中で相手との距離感覚を学び取り、相手と協調しあえる点を見いだせる力がついてきます。心のゆとり、巾、深さを持たせるために、なりきって、感じて、何かを表現するひとときが大事だと考えています。

クリエイティブムーブメント・リズムバリエーション
サウンドプレイ

アメリカで考案された「クリエイティブムーブメント」と「リズムバリエーション」という2つのプログラムを通して、頭と心と体が一体となった身体表現活動を行います。又、サウンドプレイは色々な楽器で自由な音作りから音楽を感じさせる教育法です。音楽に合わせて身体を動かす楽しさを体験し、音楽の楽しさ、すばらしさを、耳からだけでなく体全体で感じることが、子どもの音楽性を伸ばします。

めざましあそび(4・5才)スタ-トシリ-ズ(3才)

幼児期は、思考の基礎的な能力が育つ時期です。この大切な時期に、年齢的な発達を無視して不当に知識を詰め込むことは逆効果であり、ただ自然に生活の場で覚えるにまかせるのでは、不十分と言えます。直感に頼る思考から、順序だてて考えたり、話したりすることは、幼児の自主的な経験の場が必要です。当園は優れた教材として評価の高い、ピアジェ理論に基づいた「めざましあそび」「スタ-トシリ-ズ」という教材を使用した、自然な遊びの中から「ことば」と「数・量・図形」に対する基礎を身に付けます。子ども自身が発見し、試し、確かめる過程が「考える力」を伸ばし、総合的な思考力と社会性を育てます。

造形あそび

つくること、描くことの楽しみを教える造形教育。ダンボ-ルや木材を使っての製作や、教室の壁面を利用しての合作板製作など、頭の中で自由にイメ-ジを膨らませ全身を使って自分を表現することは、子どもの想像力を高めると共に、みんなで力をあわせて物事を成し遂げる協調性を養います。特に絵画では、毎年全国や大阪府のコンク-ルで指導優秀賞を頂いており、その教育内容は高く評価されています。

サッカー・体育あそび

幼児期における体育は、技術的なものより心身の調和のとれた発達が大切です。当園では、大脳を刺激する調整力(巧緻性・敏捷性・瞬発力)を養う運動を主に、体育あそびを進めています。年間を通して、なわとび、ボール遊びに取り組み、子どもたちが自主的に挑めるよう、個人差に応じた適切な指導を心がけています。又、専門の体育講師の指導によるサッカーあそび、体育あそびを行なっています。運動機能の発達や体力作りだけでなく、精神面の発達につながることを願っています。又、二学期の運動会を機に、三学期終了までマラソンを行ないます。

スイミング(5才児)

1年間を通して月2回茨木中央スイミングへ出かけています。指導はスイミングのコーチが行いますが保育士も一緒に参加しながら子どもの状態を見守っています。保護者の方に提出して頂く泳力調書をもとに、子どもの状況を保育士とコーチとで打ち合わせをしながら進めています。水慣れの子どもも泳げる子どもも泳力向上だけでなく友だちと楽しむことを大切に取り組んでいます。

お習字(5才児)

保育の一環としての書道は多くの意味合いをもっています。そのひとつは集中力を養うこと。二つ目は心を安らかに保ち、ゆっくりした時間を楽しむ。三つ目は就学前の規律学習、と以上の三本柱を目標としています。初めて書道にふれる子ども達です。上手に書くことを第一義とはせず、書道の基本を学んでほしいとの思いから墨を磨る(する)ことよりスタートします。水から少しずつ濃くなっていく状態は子ども達にとっては新しい出会いです。決して楽な作業ではありませんが、墨の香りも感じてくるようになると、子ども達なりに書道を理解していきます。

園外保育

園バスを利用し、四季を通じて様々な園外保育を体験していきます。
  • 春の遠足
    進級したことを喜び、先生、友だちと春を感じに出かけます。
  • 収穫の喜び
    しいたけ狩り、じゃがいもほり、くりひろい、みかん狩り、いもほり。
  • ぽかぽか遠足
    3月寒い冬を越え、ぽかぽか春を探しに出かけます。
  • その他
    日々の活動の中で、身近に感じるため、又、教材の研究の為、発表会のテーマに親しむ為など。そのつど、子どもたちが体験できることを大切にしています。国立民族博物館、万博公園、お店を見に行こう、動物センターなど。

交換保育

姉妹園との交流を大切にしています。保育園の中では1学年1クラスで過ごしている中、同じ学年の友だちとの交流はとても刺激的なものです。歌の発表やふれあい遊び、そして時には、運動会ごっこで競争したりしながらお互いの頑張りを認めあっています。年長時になると、宿泊保育も合同で行っています。いつのまにか「友だち」になって声をかけあう姿が見られます。

自然や植物、動物とのふれあい

私たちの生活する場から、だんだんと自然が遠ざかってゆきます。それ以上に自然破壊が進んでいくようです。自然の大切さを知るため、少しでも多く、遠足をとり入れたり、自然に触れさせる様に心がけています。

先生の学び

先生の指導力、資質の向上に努めています。
保育士は子ども達をとりまく保育環境の重要な要素です。
保育士自身も子ども達と共に成長することを願い、常に自己研修と向上に努めています。
また、専門講師を招いて保育士の研修を数多く行っています。

【クリエイティブムーブメント】
【リズムバリエーション】【サウンドプレイ】

音楽の楽しさと身体全体での自己表現。リズム感を養い、音楽性を伸ばします。実技研修を通じて職員もより豊かな身体表現を養い、感性を磨くと同時に研究保育を通じて実際に指導する姿を職員で見合い、学んでいきます。

【ピアノレッスン】

毎月、専門講師によるpiano lessonを受け、技術の向上に努めています。子どもたちに音楽の楽しさを伝えるためにも、保育士のピアノの上達だけでなく、感性を育てる上でも大切なレッスンだと考えています。

【研究保育】

毎月2回保育の進め方、又、子どもとの関わり方等を勉強する為、年令別に保育士が集まり研究保育を行ったり、グループトークを行ったりして保育技術の向上をはかり、子どもの環境や発達に応じた保育内容やカリキュラムを工夫しています。

子育て支援

本園では、利用しやすい保育所を目指して、子育て支援サービス(有料)を開設しております。これは子どもを持つお母さん方に、少しでも多く社会参加をしていただくための援助と、日々の生活を豊かに送って頂くことを目的とした援助です。
支援サービスは姉妹園のどの施設でも利用でき、登録料は敬愛の施設一ヶ所で登録して頂いていれば、他園では不要です。但し、各園の状況により、お預かりできない場合がありますので、事前に各園にお問い合わせ下さい。

一時保育サービス(6ヶ月以上のお子さん)

預かり時間及び費用(※1時間)
0・1・2才児 3才児 4・5才児
~8:00迄 1000円 800円 800円
8:00
~6:00
800円 600円 500円
6:00以降 1000円 800円 800円
その他費用
登録料 3,000円
おやつ代 10時(乳児のみ)・3時 1食 50円
給食費 300円
延長料(15分につき) 幼児:500円
乳児:800円
ふとんリース代(13時まではいりません) 1日 80円
※敬愛の施設一カ所で登録して頂いた費用は、全施設共通です。
※ご兄弟2人の場合は、お一人分の登録料で結構です。
  • 申し込まれる方は、事前に登録して頂き、それ以降、電話にて保育の申し込みができます。
  • 申し込みは、3日前までに行なって下さい。
  • 申し込み後のキャンセルは、前日までに連絡して下さい。
    当日のキャンセルは、出来ません。当日キャンセルの場合は、登録申し込み金をキャンセル料として頂きます。
    (その場合、次回一時預かりを申し込む時は、再度登録申し込み料が必要となります。)
  • 園行事、在籍人数の関係でお預かりができない日もありますので、事前に園にご確認ください。
  • 日曜日、祭日はお休みです。
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